Profile

こんにちは、渡辺直樹(わたなべなおき)と申します。普段は主に、地域の人たちと一緒にデザインに取り組む「コミュニティデザイン」という仕事をしています。個人的にも話し合いの場でファシリテーターをしたり、イベントを運営したり、グラフィックデザインをしたり、たまに映像をつくったりしています。

2019年9月に娘が生まれて3人暮らし。このブログでは日頃の活動で得た気づきやアイデアはもちろん、本や好きなスポーツや子育てのことなど、個人的な興味に沿って自由に書いていきたいと思います。

さて、プロフィールを書いてみます。所属している団体がありますが、フリーランスなので気軽に声をかけていただけると嬉しいです。

所属

studio-L(2013.11〜)
地域の人たちによる課題解決をデザインの力で支援する「コミュニティデザイン」に取り組むチームです。代表の山崎亮さんが2005年に設立。住民参加によるプロジェクトを基本として、地域の計画策定、パークマネジメント、施設・空間活用、中心市街地の活性化、医療福祉、地域の情報発信などに全国各地で取り組んでいます。


Global Shapers(2015.3〜, 2020.7よりAlumni)
世界経済フォーラム(ダボス会議)がつくっている、30歳以下の人材を集めたコミュニティです。2019年までは33歳以下が対象でした。世界450都市以上、約6000人のメンバーがいて、各都市に「ハブ」という拠点をつくっています。地域に貢献するプロジェクトや、次世代の社会参画に貢献するプロジェクトに取り組むことがミッションとなっています。僕がいる大阪ハブは、将来について高校生と話し合う授業などに取り組んできました。

略歴

1986年大阪生まれ。大阪府立生野高校(57期)、同志社大学社会学部社会学科(おもに組織社会学)卒業。大学時代は120カ国以上に拠点をもつ学生NPOで海外インターンシップ事業の運営に携わる。卒業後は富士通株式会社で建設業界向けの法人営業を担当。2013年に同社を退職後、フリーランスとしてIoT系のハッカソンや企業研修などでファシリテーターを担当。同年、コミュニティデザイン事務所のstudio-Lに参画。現在はデザイナー・ファシリテーターとして、地域の人たちによる公園や図書館づくり、まちづくりの計画や活動づくりをサポートしている。2015年、世界経済フォーラムが構成する33歳以下のコミュニティGlobal Shapersに参画。2020年、途上国の教育や仕事づくりを支援するNPO法人Colorbathに事業コーディネーターとして参画。

今に至るきっかけ

高校2年生くらいまではスポーツを軸とした生活をしていました。勉強はほとんどしなくなり、スポーツで進学するつもりでした。バレーボールをやっていました。しかし怪我をしてうまくいかなくなり、かなり塞ぎ込んだ時期があります。そこから考え方が変わり、大学に進学して違う軸を探し始めたことが今に至るきっかけとなりました。

大学進学後は、それまでにやらなかったことに取り組みました。塾講師やカフェのアルバイト、海外への短期留学、海外インターンシップを運営する学生NPOでの活動。NPOは海外120カ国、国内24大学を拠点としていたので、国内外で色んな人たちに出会っては刺激を受けていました。企業と一緒に海外からくる学生のインターン内容を企画する、イベントやワークショップを開く、組織を経営する立場になる、組織の方向性を夜な夜な議論して決める、国際会議に参加する(ブラジルに行きました)。難しいこともたくさんありましたが、そんなことを通じて変わっていく自分や仲間たちを体感しました。

ブラジルにて100ヵ国から集まった学生たちに書道を披露。言われた名前を当て字で漢字にしています。人生で一番テンパったかもしれません。

自分から行動すれば良い出会いがあり、色んな人たちと色んなことに取り組むと、また良い出会いが起きて、行動も変わっていく。そうして人生はいくらでもおもしろく変わっていくと思っています。そんなきっかけを生み出せる人でありたいと思い、今のような活動に取り組んでいます。

活動実績(個人)

フリーランスになった2013年以降に個人として関わってきたプロジェクトを紹介します。

大阪市主催・ものアプリハッカソン(2013年)
日本ではまだ「IoT」という言葉が普及していなかったころに開催された、「ものづくり」「アプリ」をかけ合わせたアイデアを開発するハッカソンでファシリテーターを務めました。自分がファシリテーターを担当したチームが起業する(Moff)など、自分自身への影響も大きかったイベントです。

SHARP「Co-Creation Jam」(2013年)
家電メーカーのシャープ社と大阪市が共催した、シャープ製品を題材としたハッカソンでファシリテーターを務めました。

ふるさと元気・吉野まつり実行委員会(2014年〜2016年)
千本桜で有名な吉野山がある奈良県吉野町で、町内最大規模のお祭り「吉野まつり」の実行委員会をファシリテーターとしてお手伝いしました。

徳島県上勝町「ゼロ・ウェイストタウン計画」づくり(2015年)
上勝町が昔から取り組んでるゼロ・ウェイストの今後について、ワークショップの運営や計画書のデザインをサポートしました。

地方創生会議(2017年〜2018年)
和歌山の高野山で開催された、47都道府県から集まった参加者が地方創生について学び合うイベントです。第1回では登壇者として、第2回ではワークショップのファシリテーターとしてサポートしました。

長崎県雲仙市小浜温泉「小浜ストリート2030」(2018年)
歴史ある温泉街であり、温泉熱発電などにも取り組む小浜温泉。そんな小浜温泉の未来をつくるプロジェクトの立ち上げに向けて、住民118人との意見交換と計画づくりをサポートしました。

コンセプトの整理とデザイン
組織のコンセプトや取組内容を整理し、それをパンフレットやプレゼンテーション資料に反映するお手伝いをしています。

事例:colorbath
事例:D.O.D株式会社

持続可能なコーヒーPJ

ネパール農村部の貧困解決を実現するためのコーヒープロジェクト。現地農家さんとともに、そして多くの方々とともに、持続可能なライフスタイルとは何かを考えていきます。

事例:colorbath・コーヒープロジェクトの映像を作りました。

活動実績(studio-L)

studio-Lとして関わってきたプロジェクトを紹介します。

泉佐野丘陵緑地(大阪府泉佐野市、2013年〜)
パークレンジャーというボランティアと行政(大阪府)がハードもソフトも一緒につくる大阪府営公園で、コーディネーター・デザイナーとしてサポートしています。2009年よりパークレンジャーが募集され、里山跡地を覆い尽くす竹林の伐採から始まり、私は2013年から関わっています。イベントなどの社会実験を経て2014年にオープン。「つくり続ける公園」として現在もパークレンジャーと大阪府による整備が続いています。

国営飛鳥歴史公園キトラ古墳地区(奈良県明日香村、2013年)
2016年のオープンに向けて、地域の人たちが活用方法を考えて実践するコミュニティの立ち上げをサポートしました。

つるぎ町総合振興計画(徳島県つるぎ町、2014年〜2015年)
役場の若手職員と一緒に山間部にある約120の集落を訪問し、住民と対話しながら、つるぎ町の未来を見据える計画をつくりました。計画では行政が実行する内容に加えて、山間部集落のユニークな取り組みを「山暮らしの知恵」として紹介し、住民が実行できるアイデアをまとめました。

複合図書館「アンフォーレ」(愛知県安城市、2015年〜2017年)
市民活動を支援する機能を兼ねそろえる新しい図書館のオープンに向けて、図書館で活動したい人たちと一緒に活用プログラムを考えて実践しました。そのプログラムを2017年6月のオープンニングイベントで披露し、その後も活動が続いています。

むらメディア(奈良県川上村、2015年〜2018年)
吉野川〜紀の川水系の水源地に位置する川上村。その情報発信方法を検討した上で、地域内外から参加者を募って村の人たちをインタビューし、参加者が書いたブログを発信するという取り組みを実施しました。

コープこうべ100周年プロジェクト(兵庫県神戸市、2015年〜2016年)
2021年のコープこうべ100周年に向けて、コープ職員と地域住民の協働を生み出す実験プロジェクトをサポートしました。

地域福祉ひろがるカレッジ(和歌山県和歌山市、2017年)
和歌山市の福祉分野で活動する市民団体から、モデルとなってくださる5団体を募集し、これからの地域福祉を考える研修を一緒に企画して開催しました。

これからの介護福祉を考えるデザインスクールと「老い展」(全国、2018年)
全国8ブロック・400人の参加者と一緒に、介護福祉の未来を考えて実践するスクールに取り組みました。私は九州ブロックを担当しました。デザイン思考に基づく全6回のスクールを通じて企画を検討した上で、現場で実践。そして全国で提案された67のプロジェクトを東京に持ち寄り、5日間の展覧会「老い展」を開催しました。

介護・福祉のこれからプロジェクト|介護・福祉とデザイン

これからプロジェクトとは、介護・福祉の仕事のこれからについて考え、実践するプロジェクトです。「介護・福祉」の現場を、創意工夫、ユーモアでさらに魅力的なものになるよう、介護・福祉に携わる人たちとクリエイターたちが、知恵をしぼり、手を取り合い、プロジェクトに取り組みます。

みどりのプラットホーム(大阪府枚方市、2017年〜2019年)
市民が行政や企業などと連携して、まちなかの緑化や公園の活用に取り組むコミュニティの立ち上げをサポートしました。

枚方市みどりのプラットホーム 歩道橋の緑化プロジェクト

枚方市駅とT サイトを結ぶ歩道橋の手すりに、1日限定でみどりを出現させました。

がいせん桜通りグランドデザイン(岡山県新庄村、2018年〜)
明治39年からある桜通りの将来について、住民と検討・実践するグランドデザインをサポートしています。具体的な実践として、新庄村の清流を活用したテントサウナや、空き家でのキッチンづくり(2020.04に完成、レンタルスペース「木挽家(こびきや)」としてオープン)に地域の人たちと一緒に取り組んでいます。

コミュニティキッチン活用実験

コミュニティデザインによって空き家を活用する実験としてスタートした「コミュニティキッチンをつくろう」プロジェクト。アイデア出しからワークショップも協力してもらっている「ママカフェ」の皆さんと一緒に活用実験としてクリスマスパーティーを開催しました。

宇部市市制100周年プロジェクト(山口県宇部市、2019年)
2021年の市制100周年に向けて、市民が100のプロジェクトをスタートさせています。その立ち上げの支援として、市民が企画したプロジェクトを展示し、かつ先進事例について学ぶ「UBE Exhibition」を開催しました。

山口きらら博記念公園(山口県山口市、2019年〜)
公園の指定管理を担うミズノ社と一緒に、地域の人たちが公園を活用する仕組みをつくっています。2019年は公園を活用するアイデアを考えるワークショップを実施し、参加者と一緒につくるオリジナルの運動会「みんなの運動会」を開催しました。

活動実績(Global Shapers)

Global Shapersとして関わってきたプロジェクトを紹介します。

NEXTプロジェクト「出前授業」(2015年〜)
グローバルシェイパーズが高校や中学校を訪問し、将来について学生と語り合うプログラムです。3〜6人程度のシェイパーがパネルディスカッションを行ったあと、分科会としてシェイパー個々人と学生がグループになって話します。これまで70校以上、約10,000人以上の学生と話してきました。

NEXTDAY (2018,2019)
「未来の教育を考える日」と題して、教育やテクノロジーなどの分野で活躍されるゲストを招き、これからの教育について話し合うイベントを開催しました。

NEXTDAY2018-未来の教育を考える-

生き方・働き方が多様化し、テクノロジーや 金融が急速に進化する現代で、学校は、私たちはどう、教育と向 き合うことができるでしょうか。NEXTDAYでは「未来の教育 を考える日」として、様々な分野から教育の課題解決に挑むイノ ベーターたちから学び、そこから未来の教育を想像し、みんなで 話し合い、一人ひとりのアクショ…

Annual Curators Meeting 2017 への参加
グローバルシェイパーズ大阪ハブ2017年度の代表(毎年交代)を務めた時に、スイスのジュネーブで開催されるAnnual Curators Meeting(代表者会議)に参加しました。

Annual Curators Meeting 2017に参加しました

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました!